先月の収入増減の理由を
的確に答えられますか？

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  聖マリアンナ
  医科大学病院様

  地域を支える大学病院の医療の現状をリアルタイムで捕捉・提示する

  「セコムSMASH」は、月単位どころか月の途中でもデータを更新でき、提示されるデータも、とてもわかりやすく内容を理解しやすいグラフに仕上がっており、また感覚的に使いやすく医事課職員もすぐ溶け込むようなシステムだったこともあり導入を決めました。現在、病院での活用に向けて準備を進めているところです。
  コロナ禍での分析も進めています。去年に比べて、肺炎をはじめ感染症関係が激減していました。去年と今年の違いが歴然と現れたデータを小児科の先生にお示しできました。ＤＰＣ以外でも出来高算定の疾患でも全部出せますし、一年の傾向はもちろん、経年的な変化も追えます。 加算の推移をベンチマークで見たいと言われて当院は外来迅速検体加算の算定がかなり低い状況が明らかになりました。現場へフィードバックして、算定漏れがほぼゼロになるという成果が出ました。
  大学病院本院のベンチマークはやっぱり他の大学と比べたいです。今回のコロナ禍でも、患者さんの戻りを検討したい場合、他院との比較は重要です。そういうところでも他の病院も同じことを考えているでしょう。まず試行し、良ければグループ化させてもらうというふうに進めれば、利用頻度も上がり、使い勝手も良くなると思います。
  
  

  2021年7月号（インタービュー実施日：2020年10月）

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  藤田医科大学
  ばんたね病院様

  急性期激戦区で生き残るために
  自院の経営実態をデータで即座に可視化

  急性期病院としての勝ち残りに向けて、「セコムSMASH」を導入した。「セコムSMASH」のメリットはE・Fファイル等のデータをアップするだけで入院・外来の収入、平均在院日数、延べ患者数、平均患者単価などを診療科別に示し、患者単価や在院日数を入院経路別や術式別など多角的に分析でき、かつそれらをワンクリックで表示できる点だ。これまではE・Fファイルや電子カルテシステムから抽出したデータを基に医事課で何工程もかけ集計していたが、作業時間が大きく短縮された。
  医事課長は業務負担の軽減を強調する。「導入前まではE・Fファイルのデータをアクセスに取り込み、さらにエクセルデータと結合して集計―といった手間がかかっていました。資料を作ること自体が業務目的のようになっていたものが改善されました。この差は大きいです」
  その結果、それまで作成していた分析資料に加え、各部門の運営に資するデータ提供が行えるようになった。高い効果を実感できたため、藤田医科大学病院法人本部、藤田医科大学病院、岡崎医療センターでも「セコムSMASH」を導入し、最大活用をめざしている。

  2021年4月号

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  独立行政法人労働者健康安全機構
  九州労災病院様

  中核病院としての役割を追求すべく
  院内の動向を深掘り分析する

  「セコムSMASH」を導入したのは20年7月のこと。独立行政法人労働健康安全機構本部から異動してきた事務局次長が試験的に労災病院の経営分析に活用した経験があったことから、同院でも導入して経営の質向上に役立てたいという考えがあったという。本部時代の使用感をうかがうと「従来型のDPCデータに基づく経営分析システムはユーザーがかなり勉強しないと使いこなせなかったのですが、『セコムSMASH』は分析初心者でもとにかく使いやすく、従来の経営分析システムとは異なる視点から非常に有益なデータがいろいろ出てきたのです。他の労災病院にも勧めたところ、導入に至った例もあります」とのことだった。 経営企画課係長も「分析に時間がかからず、院内でも興味を持ってくれたので導入に至りました。グループ内に病院がある企業さんらしく、初めに分析ありきではなく、病院での使用を念頭に置いたシステムという気がしました」と振り返っている。今後は「セコムSMASH」の「使いやすさ」を活かし、まずは院内で深掘り分析できる人材を増やしていくことを目標に掲げている。
  
  
  

  2021年6月号

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  天理よろづ相談所病院様

  全人的救済を掲げて
  高度医療～かかりつけ機能を担う
  さらに磨きをかけるべく

  「セコムＳＭＡＳＨ」を導入したのは20年のことだ。それまで、データの活用、分析といえば、テーマに応じて医事課や経理課のデータを借りる、アンケートを採るといったことから始まり、ＤＰＣが導入されてからはＤＰＣデータをもとにしたシステムを導入していた。ところが、「ちょっと凝った解析」になると、とたんに時間がかかってしまうなどの課題があったという。
  そこへ医事課課長補佐が「セコムＳＭＡＳＨ」を見つけてきた。課長補佐は「私も経営分析システムに挑戦しましたが、正直、手を焼いていました。実際に触ってみると、とにかく操作が簡単でした。そのうえ病院が必要とするデータを瞬時に把握できるのです」と、出合ったときの第一印象を教えてくれた。「セコムＳＭＡＳＨ」はセコムの提携病院との二人三脚で生まれたシステムで、文字通り「現場起点のシステム」だ。このあたりがご評価につながったのだろう。外来機能が充実する同院の特性にも、「セコムＳＭＡＳＨ」は適していたようだ。ＤＰＣデータでは外来の現状を把握することはできないが、外来の診療科別の状況を知りたいという声が現場の医師たちから高まっていたという。こうした声にこたえるべく、「セコムＳＭＡＳＨ」を用いた経営分析が始まった。

  2021年8月号

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セコムSMASHとは
病院経営に必要な指標に注目した
病院経営情報分析システムです。