INTERVIEW04
蓄積された病院運営ノウハウを駆使して、提携医療機関が抱える課題を解決する
Y.S. 2022年新卒入社 医療事業 運営監理部/病院運営支援
医師や看護師ではなくても、
医療業界に貢献できる
医療業界に興味をもったきっかけは、小学生のときに経験した入院生活です。当時の私にとっては不安だらけの日々でしたが、病院の皆さんにとても親切にしていただき、その頃から医療へ携わることに憧れを抱くようになりました。また、入院生活を送る中で医療に関わる職種が医師や看護師だけではないことを初めて知りました。つまり、病気を直接的に治療する立場ではなくても、人の命や健康を支えられることを知ったのです。知られざる世界を垣間見た思いでした。
そんな背景があり、学生時代は医療業界への就職がひとつの目標になりました。就活にあたり、いくつかの企業で面接を受けたなかで、最もご縁を感じたのがセコム医療システムです。まず、誰もが知る「セコム」という名に親近感を覚えました。多様なキャリアアップをイメージさせる、事業の幅広さも魅力です。最後は直感を信じて、入社を決めました。運営監理部に配属された理由は定かではありませんが、もしかしたら人一倍声量が大きいからかもしれません(笑)。というのも、運営監理部にはハキハキとした明るい性格の方が多いからです。
医療機関の伴走者となって、
サービスの質向上に尽力
現在、セコム医療システムは、病院・クリニックからなる21の医療機関と提携し、関東のみならず関西や北海道まで、日本各地の地域医療を支えています。私たち病院運営支援担当の役目は、これら提携医療機関の運営をサポートすることです。経営改善や働く環境の整備、人材の確保……と、管轄する分野は実に多彩。社員一人につき、1、2施設の医療機関を担当していますが、大がかりなプロジェクトやイベントがあるときはチームを組んで活動します。
私も2つの医療機関を担当しています。上司や先輩に指導を仰ぎながら、毎月の業績を過去のデータと比較し、経営改善や生産性向上のためのヒントを探ります。新しいアイデアばかりではなく、過去の事例に倣った提案が成果を挙げるケースも珍しくありません。これは、あらゆる病院運営ノウハウが蓄積されているセコム医療システムならではの強みだといえます。そのほか、提携医療機関で働く皆さんを対象にした倫理研修も運営しています。医療現場において尊重すべき価値観や患者さまとの向き合い方などの倫理的課題について意見を交わし、医療サービスの質向上に活かします。
継続的な経験を重ねて、
病院運営の深い部分まで担う人材に
一般の人にとって、「病院運営支援」は、未知の世界かもしれません。私自身、配属当初は業務内容がイメージできないあまり、不安を感じないほどでした。ゼロからのスタートだったこともあり、毎日が発見の連続でした。いまでも先輩からアドバイスをいただいたり、社内勉強会に参加したりするたびに、自身の成長を実感します。その積み重ねが実を結んだのか、ある時期から提携医療機関の方や先輩たちの話す専門的な話題が少しずつ理解できるように。まるで、英会話が聞きとれるようになった英語初心者みたいで、思わず感動してしまいました。
業務にも慣れ始めた入社2年目、後輩の教育係を任されました。自分でやるのと人に教えるのとでは大違いで、苦戦する場面も多々ありましたが、結果的に自身の業務を見直すいい機会になりました。この経験が、いつかチームワークに活かされるのだと思います。このように様々な経験を積んでいくことで、提携医療機関への出向が叶う日がくるかもしれません。現場の深い部分に関われたら、これまで以上に病院運営に貢献できるでしょう。考えるだけで、わくわくしてきます。
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