セコム医療システム株式会社

セコム医療システム 看護師特定行為研修

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2040年にむけて、あらゆる領域での医療を支えていく。〜看護師特定行為研修制度がスタートしました〜
セコム医療システムの看護師特定行為研修

ご挨拶

セコムグループの一員であるセコム医療システム株式会社は「社会システム産業」の構築の一翼を担うべく患者本位の効率的で質の高い平等な医療サービスを提供し社会に貢献することを目的に、訪問看護ステーション、シニアレジデンスなどを運営しているほか、全国の21の提携医療機関とともに革新的で高品質なサービスを追求し続けております。
わが国は少子高齢化により、2040年には65歳以上の高齢者人口がピークを迎えます。一方で人口減少、労働力人口の減少のため、医療サービスを提供する職種の役割拡大が求められています。国はさらなる在宅医療等の推進を図っていくための施策のひとつとして、保健師助産師看護師法の一部を改正し『特定行為に係る看護師の研修制度』(以下「特定行為研修制度」)を2015年10月に施行しました。これにより指定研修機関で看護師の特定行為研修を修了した看護師は、厚生労働省令で定める21区分38の特定行為が可能になりました。
セコム医療システム株式会社では当社における理念のもと、特定行為研修制度に則った看護師育成に取り組むこととし、2017年8月2日付で特定行為研修の指定研修機関として厚生労働大臣から指定を受けました。本制度施行以降、民間企業としては初めての指定となります。

セコムの特定行為研修

特定行為とは

特定行為とは、診療の補助であり、看護師が「手順書」により行う場合には、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能が特に必要とされるものとして厚生労働省令で定められるものをいいます。

目的

特定行為研修制度を通し、急性期から在宅医療といったあらゆる領域でのチーム医療のキーパーソンとして、また、医療安全を配慮のうえ高度な臨床実践能力を発揮できる看護師を育成することを目的としています。

研修方法

特定行為研修は、看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能の向上をはかるための研修です。
特定行為研修は大きく2つの科目で構成され、講義、演習又は実習により行われます。

共通科目
全ての特定行為区分に共通するものの向上を図るための研修
区分別科目
特定行為区分ごとに異なるものの向上を図るための研修

共通科目を修了した後、区分別科目に進みます。
講義はeラーニングが中心ですが、研修施設のトレリセンター(東京都世田谷区 詳細はこちら)などで、実践的かつ対応力が身につくスクーリングによる講義・演習・実習等も行います。区分別科目の履修後は医療機関(受講生の所属施設)での臨床実習に臨みます。

研修会場

トレリセンター

〒157-0062
東京都世田谷区南烏山5-5-9 セコムカレア千歳烏山2階

交通案内
  • 京王線「千歳烏山」駅 南口より徒歩4分
セコム医療システム株式会社

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前一丁目5番1号

交通案内
  • JR「原宿」駅(竹下口改札口)より徒歩5分
  • 東京メトロ千代田線 ・副都心線「明治神宮前」駅
    (出口5)より徒歩5分

出願手続き

募集要項・出願手続き

募集要項
こちらからダウンロードしてください。
詳細は、募集要項をご確認ください。
出願手続き

出願書類のうちダウンロードいただく書類は次の1~6です。
詳細は、募集要項をご確認ください。

※お預かりする個人情報の取り扱いにつきましては、「6.個人情報の取り扱いについて」をご参照いただき、ご同意のうえ出願をお願いします。

1. 入講願書
2. 履歴書
3. 勤務証明書
4. 推薦書(2部)
5. 小論文
6. 個人情報の取り扱いについて
7. 〈該当者のみ〉既修得科目履修免除申請書

受講者の声

病院と地域を看護がつなぐ
私は訪問看護師として勤務しています。患者の観察、病態から予測される変化に対してより深い知識を身につけたいと考え、受講を決めました。eラーニングで臨床病態生理学、臨床推論などを学び、スクーリングでは専門知識と技術を深めています。根拠立てた思考過程を学ぶことで、自身の視野が広がったと感じています。今後は特定行為研修で学んだことを活かし、地域医療に貢献できるよう取り組んでいきたいです。
訪問看護ステーション・施設管理者
特定行為研修を通じて
今回の研修で病態・解剖生理、臨床推論を学び、より一層臨床で行われている治療内容を理解することができ、患者に対応ができると感じます。区分別科目の講師は、臨床現場の医師のため、日ごろの医師の思考も聞くことができ、臨床で活かせると思いました。
総合病院・HCU病棟勤務
苦しみを乗り越えた先に未来がある
受講している間はいつも勉強のことばかり。寝ても覚めても不安な日々。今までの自分にも情けなくなってきて。でも少しずつ理解していくと、なんだか嬉しくなって、楽しくなる。セコムの事務局の方々も一緒になって歩んでくれた。同期の仲間とも絆が出来た。これからの在宅医療において、この学びと経験と技術が必ず実を結び、貢献できると確信しています。
訪問看護ステーション勤務
研修を通して
私は少しでもできる仕事を増やしたいと思い研修に参加しました。苦手な分野もあり、勉強は非常にたいへんでしたが、とても有意義だと思います。今まで中途半端な知識で仕事をしてしまっていたと反省もでき、今後の仕事に役立つと思います。今後受講する方も、ぜひ得意分野だけでなく苦手分野も履修されることをお勧めします。
総合病院・外来勤務
特定行為研修での学び
私は特定行為を今後の訪問看護の現場でどう活用できるかと、考えながら研修に参加しています。その中で「その行為がまず対象者に必要かどうか」「必要なケアは何か」を改めて考える場となっており、最善の医療とは、看護とは何かを考える良い機会になっていると感じます。また、研修参加者の中には病棟勤務の方もいるので研修でのグループワークではいろんな発見があり、すごく良い刺激を受けています。
訪問看護ステーション勤務
特定行為研修を受けてみて
スクーリングやOSCEが終わり、いよいよ臨床実習です。これまでの講義はどれも臨床で役立つものばかりで、技術や知識を向上させたい人には、とても良い研修だと思います。
総合病院・循環器(内科)病棟勤務
スクーリングを終えて
多くの講師の先生方や事務局の支えで無事にスクーリングを終了できたことに感謝いたします。研修を通して様々な分野の知識を深めるきっかけとなりました。臨床実習を通してさらに知識を深め、特定看護師として活躍していけるよう、努力していきたいと思います。
総合病院・内科混合病棟勤務
研修を通して
特定行為研修に参加して、短期間で多大なカリキュラムを熟すためには、計画的に学習することや自施設の全面的な支援が必要不可欠であり、環境を整えなければ定着するには難しいと感じました。その中で他施設の人たちと協力し合いながら研修に参加できたことは良かったです。
今後、特定行為が実施できれば、看護師の視点を持ちながら、タイムリーに患者に介入でき、超急性期の病院から地域の人々の在宅療養など幅広く、貢献できると考えます。
総合病院・看護管理者

よくあるご質問

特定行為研修を修了すると、どんな資格が得られるのですか?

「特定行為研修」は国の研修制度です。厚生労働省で認可を受けた指定研修機関で特定行為研修を修了すると、受講した研修機関から研修修了証が発行され、特定行為を手順書により実施することが可能となります。
「特定行為に係る看護師の研修制度」はあくまで研修制度であり、新たな資格をつくる制度ではありません。そのため、研修を修了しても何らかの資格が得られるということではありません。

特定行為研修はどのような内容ですか?

特定行為研修は、看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能の向上をはかるための研修です。 当研修では、ご自宅等で受講するeラーニング、研修施設(東京都内施設等)でのスクーリング(面接授業)、ご所属の施設で行う臨床実習で構成された、12ヵ月間で行うカリキュラムとなっています。

特定行為研修の開催時期、期間、研修方法などは指定研修機関で異なります。
指定研修機関が公表されていますので(厚生労働省Webサイト)をご参照ください。

働きながら受講できますか?

当研修では、eラーニングによる講義、研修施設でのスクーリング(面接授業)、施設で行う臨床実習で構成し、12ヵ月間で進めるカリキュラムです。
eラーニングはご自宅や職場でご自身のスケジュールに合わせて進めることが可能です。
スクーリングはセコム医療システムの研修施設で行う研修で、月に1~4日、土・日を中心とした日程を予定しております。臨床実習は受講生の所属施設で行いますので、働きながら履修しやすい環境です。
所属施設で実習を行う利点として、実習中や実習後においても継続した臨床実習指導医の指導やサポートを受けやすいことや実習調整のしやすさに加え、実践に近い環境で学べる点などがあります。
働きながら高度な内容を学んでいくことは簡単ではありませんが、研修中は事務局との電話やメールによるサポート体制もあり、ご自身の所属施設や職場の上司の方ともよく話し合われることも両立のポイントと考えます。当研修の過去の受講者も全員働きながら受講されていますので、両立は可能と考えます。

区分別科目は何を選んだらいいですか?

ご自身の専門性や所属されている施設のニーズ、学習される状況などから選択されることをお勧めします。
当研修では、3つの領域別パッケージから1領域の選択が必須です。区分別科目にオプションを設けているため、ご自身の専門性や取り組まれたいこと、学習されていく環境や状況に合わせてお選びいただくことが可能です。

臨床実習はどのように行うのですか?

特定行為研修では、医療機関などで患者さんへの実習(臨床実習)を行うことが必要です。臨床実習場所は受講生の所属施設となります。当研修では、すべての特定行為の実習を受講生の所属施設(自施設)で行うこととしています。

【臨床実習の内容】

医療機関等で、臨床実習指導者の指導のもと特定行為を手順書により行います。
各特定行為における経験すべき症例数は最低5事例です。
臨床実習の所要日数や時間は特定行為により異なります。

【臨床実習を開始するまでの手順】

臨床実習を開始する前に、受講生の所属施設がセコム医療システム株式会社(特定行為研修指定研修機関)の協力施設であることを厚生労働省(厚生局)への申請と認可が必要となります。 受講決定後、所属施設より下記の書類の提出を行っていただきます。

〈実習協力施設として連携協力体制の書類〉

臨床実習指導者の申請、医療安全管理体制の状況、緊急時の対応体制の状況、患者への同意説明体制の状況、該当症例数の確保等の要件を満たす体制であること、等の書類

研修は誰でも受けられますか?

当研修では、受講に関する要件があります。

【受講要件】
1.
看護師免許を有すること
2.
看護師の免許取得後、通算5年以上の実務経験を有すること
3.
受講生の所属施設において特定行為の実践・協力が得られ、所属部門長(看護部長等)及び施設長(病院長)の推薦状があること
4.
看護職賠償責任保険に加入していること
5.
研修で行う臨床実習を、すべて受講生の所属施設で行うことが可能であること
その他、受講生はACLSまたはBLSの研修を受けておくことを推奨しています

特に区分別科目での臨床実習では、すべての実習をご自身が所属されている施設等で実施していただく必要があります。所属施設とご相談の上、受講申請をお願いいたします。

本研修の受講を希望される場合は、出願期間内に出願書類を郵送でご提出ください。
出願書類により選考を行い、受講される方を決定しております。

【出願から開講式までの流れ】
  • 募集期間内に出願書類をセコム医療システムへ郵送する(簡易書留)
  • 書類選考
  • 受講が決定後、受講手続きに進む
  • 臨床実習を行うための協力施設の申請のため書類の提出を行う
  • 開講式
費用はどのくらいかかりますか?

詳細は、募集要項をご確認ください。

お問い合わせ

セコム医療システム 看護師特定行為研修に関するご質問等は、下記へお問い合わせください

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看護師特定行為研修 事務局
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前一丁目5番1号