運営監理部という部署で、提携医療機関の経営基盤安定や医療の質向上に関わる業務を担当しています。例えば、「経営基盤安定」では毎月の経営状況で当初計画や前年度との差異が生じている場合には、差異が生じている理由を分析し、収益改善や生産性の向上・コスト削減などの提案を行ないます。また、「医療の質向上」では、医療安全や感染管理・その他専門領域の担当者が集まる機能別部会や、各種研修・研修会の運営を行ない、相互に多様な取り組み・成果等を共有しグループ全体の質向上に取り組んでいます。

医療機関は生産性の向上・組織マネジメントの改革など様々な課題に早急に取り組み、効率化を図らないと生き残れない時代となっています。医療機関によって、地域から求められている役割や目指したい姿が異なりますので、常に医療現場の目線を持ち、各施設の事情も踏まえた最善の改善提案をできるように心がけています。グループ内での良い取組みが全体に広がったり、改善提案が現場ニーズに合って一緒に取り組んだ結果が成果として現れると嬉しいですし、やりがいを感じます。

入社後、ICT技術を活用して医療機関と診断医を結ぶ「遠隔画像診断支援サービス」や医療用画像管理システムPACSの導入という業者の立場で病院と関わり、その後、複数の提携医療機関での事務部門を経験した後に、全国にある提携医療機関の運営支援を行なう現部門で勤務しております。病院単体での勤務だけでは、このようなさまざまな経験をすることは難しく、病院運営の全体像が把握できているのを実感しています。また、セコムでは医療、介護、健康・予防とそれらをつなぐICT部門など、幅広くサービスを展開しているので「人の役に立ちたい」「世の中のためになる新しいサービスを作りたい」といった情熱を抱いている方にとっては、活躍できるフィールドが無限に広がっていると思います。