セコム医療システムでは、救急から療養にいたるまで、さまざまな病院やクリニックと提携し、よりよい医療を提供しつづけるために、グループ間で各種研修やセミナーなどの取り組みを行っています。
定期的に各種研修やセミナーを開催し、「教育」「人材の育成」を全面的にサポートしています。
関西地区、関東地区の病院がそれぞれ集まり、職種を問わず合同で200~600名規模の研究発表会を毎年開催しています。
「循環器・心臓外科合同学術会議」「消化器内視鏡研究会」「整形・運動器疾患研究会」「脳神経外科研究会」「多職種連携呼吸器疾患研究会」を開催し、診療の質の向上を目指した情報交換を行っています。
年1回、医師を対象に病院・施設のリーダーとしてのマネジメントスキル、リーダーシップについての研鑽を深めています。
日常の診療・ケアの現場に潜む倫理的課題に気づき、各施設で解決に向けた活動を推進できる「倫理コンサルテーション」の実際を学んでいます。
(基礎研修年1回、倫理コンサルテーション研修年4~5回実施)
次世代の病院運営管理者候補を対象に、1年間を通して全9回にてマネジメントやリーダーシップを学びます。
セコムの研修施設で、セコム職員と共に、社会人としてのマナー、コミュニケーションシップを学びます。
提携施設での医療の質の向上を目指した研修を開催しています。
「医療安全」「感染管理」のセミナーをそれぞれ隔年で開催、講演やパネルディスカッションを通して医療の質の向上を目指します。
各提携病院で働く専門職間の情報交換やネットワーク作りを積極的に行っています。
現在、次のような情報交換の場を設けて活動しています。
また、受け入れを推進している外国人看護師(EPA看護師候補生、中国人)が、スムーズに職場に適応できるよう「外国人看護師合同オリエンテーション」も開催、交流や情報交換などのフォローアップを行い、サポート体制の充実を図っています。
<グループ間での活動>
事務長会議・看護部長会議・薬剤部会・医療安全部会・感染管理部会・医事部会・医師事務作業補助部会・経理部会・購買部会・IT部会・CE部会・地域医療連携部会・療養(退院)支援部会・リハビリテーション(POS)部会・外国人看護師合同オリエンテーション
セコム提携病院「医療安全指針」から医療安全に関する目標として「SECOM Patient Safety Goals」を掲げ、2017年度から5S活動を推進しています。
5S活動とは組織全体におけるモノや情報および人を対象に、整理・整頓・清掃・清潔・躾を全員参加で徹底する活動です。ミス・事故防止だけでなく、業務効率、コスト削減、組織の活性化等の効果があるとされ、提携病院全体で相互ラウンドを行い、互いにチェックをする仕組み作りや評価・効果測定まで積極的に取り組んでいます。